クリニックニュース

2013.12.26更新

ちょっと間があいてしまいましたが、タミフルの説明をしましょう。インフルエンザウイルスは、自分単独では複製が作れません。宿主(この場合はヒト)の細胞に侵入、更に細胞の核の中に入り込み、自分のDNAを作ってもらっているのです。核の中で増えたウイルスが細胞を飛び出して、他のまだウイルスが入り込んでいない細胞に入り込んで、感染する細胞を増やしていきます。その時、喉が痛かったり、熱が出たり、咳がひどくなったりといった強い症状がでるのです。タミフルに代表されるノイラミダーゼ阻害薬というお薬は、細胞を飛び出していこうとするときに働きます。細胞の外に出て行けないようにして、新しい細胞の感染を防止しているのです。ですから、感染した細胞が咽頭・鼻腔に十分広がってしまった後から使っても、効果がないのです。原則48時間以内の服薬が大切です。ご理解いただけましたか?

投稿者: ねや内科クリニック

2013.12.09更新

インフルエンザが流行し始めました。当院を受診された方でインフルエンザと判明した方が4名いらっしゃいます。近くの紅梅小学校では、学級閉鎖のクラスも出たとかで、テレビの番組で放送されたようです。徳丸や四葉近辺では特に流行っているのでしょうか。今後、徐々に増えていくことが予想されますインフルエンザワクチンの予防接種がまだの方は、受けておくことをお勧めいたします。さて以前に、ウイルスには特効薬がないと書きましたが、ウイルス性の疾患であるインフルエンザにはタミフルという特効薬があるではないですか。なんだか矛盾してませんか?とお叱りをうけそうです。実は例外的に、ウイルスに効く薬があるのです。タミフルはその一つです。抗生物質が細菌に対して、殺菌作用(細菌を殺す)を示したり、静菌作用(細菌の細胞分裂を抑える)を示したりするのに比べて、タミフルはウイルスを殺したり、破壊したりすることは出来ないのです。では、どうやって効くのでしょうか?それは、次回にご説明いたしましょう。

投稿者: ねや内科クリニック

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