クリニックニュース

2014.01.23更新

明けましておめでとうございます。ブログの更新が遅くなりました。早いもので、年が明けて3週間が過ぎましたが、インフルエンザがそろそろ本格的に流行し始めました。インフルエンザウイルスに対する薬として、タミフルが有名です。タミフルについては、昨年暮れのブログで概要をご説明しました。タミフルの他に、同じような効果を発揮する薬剤が現在、3種類承認されています。吸入薬のリレンザイナビル、点滴薬のラピアクタです。リレンザは1日2回吸入して5日間継続しなければなりませんが、イナビルは吸入を1回すれば5日間効いていると言われています。ですから、吸入の際に誤って息をはいたり、咳をしたりして、薬を吹き飛ばしたりすることのない成人に多く処方しています。小児ややや理解力が鈍くなってきたご高齢の方ですと、吸入が上手に出来ない可能性があります。口にくわえて息をはいたり、咳などしようものなら高価な薬は台無しになってしまいかねません。その点、リレンザは一日2回、5日間ですから10回の吸入をするので、1-2回失敗しても、残り8-9回分あるので、実害が少なくて済みます。そのため小児・学童に処方することが多くなります。点滴のラピアクタは、直接血管内じ投与するためなのか、症状改善までの時間が短いとされています。点滴なので、比較的お時間が許せるご高齢の方に使うようにしています。
 これら、タミフルを含めて4種類の薬はいずれもノイラミダーゼ阻害薬に分類され、ウイルスの細胞外への脱出を妨害することで、症状を抑えます。今のところ、大きな差はなさそうです(ただし、北海道の方で、タミフルが効かないインフルエンザウイルスが検出され、話題となっていました。)

投稿者: ねや内科クリニック

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