クリニックニュース

2014.04.16更新

ブログ更新が遅くなってしまいました。花粉症もピークを過ぎ、だいぶ楽になった人も多いと思います。前回、「抗ヒスタミン薬」の話しをしましたね。ちょっと詳しい話しをしますが、お付き合いをお願いします。
 スギやヒノキの花粉が鼻やのどにやってきますと、自分の体のものとは違う・・・・・「異物」と認識され、「抗体」が作られます。抗体にはA, M, G, D, Eと5種類ありますが、花粉症に関係するのは、その中でEと呼ばれるものです(専門的にはIgE)。このIgE抗体が「肥満細胞」の表面に結合して、中から「ヒスタミン」と呼ばれる物質を出させるように働きます。この「ヒスタミン」が鼻水やくしゃみを引き起こす原因となっています。「ヒスタミン」が鼻のかゆみやくしゃみの中枢、鼻粘膜などの細胞の表面にある「ヒスタミン受容体」に結合することで、様々な困った症状が現われるのです。やや複雑な説明でしたが、ここまで理解できましたか? 一言で言うと、花粉が飛ぶと、「ヒスタミン」が出て悪さをするのです「抗ヒスタミン薬」は、悪者の「ヒスタミン」が「ヒスタミン受容体」に結合しないように、邪魔をするのです。たとえて言うならば、椅子とりゲームで、「ヒスタミン」より先に座ってしまうとか、椅子を変形させて座れなくしてしまうといった感じでしょうか。お分かりいただけましたか? 
 スギによる花粉症のピークは過ぎましたが、ヒノキやハンノキの花粉はまだ多いようです。「抗ヒスタミン薬」による治療をお勧めします。

投稿者: ねや内科クリニック

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