クリニックニュース

2014.02.15更新

2月15日の朝、都内の公共交通機関が軒並み運転中止となっており、ねや内科クリニックも院長がクリニックにたどり着けず、止む無く休診とさせていただきます。診療時間内までたどり着ければ、窓口を明けられるかもしれませんが、現時点では見通しが立ちません。に無理をして来院された患者さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦ください。

投稿者: ねや内科クリニック

2014.02.06更新

ブログの更新を怠っているうちに、あっという間に2月になってしまいました。皆さん、テレビや新聞のニュース等でご存知と思いますが、インフルエンザの流行が本格的になっています。当院でも先週月曜日(1月27日)以降、急激に増加しています。平均8-10人/日で、今シーズンのインフルエンザ陽性の患者さんが100人を超えました。
 今年の流行の特徴は、A型B型の両方が流行しているということです。例年は1月はA型が主流で、2月中旬以降にB型が流行することが多く、両者が平行して流行することは稀でした。インフルエンザの診断には、クリニックなどでは簡易迅速検査キットが使われますが、発熱後24時間経過すれば、まず100%近くが陽性反応を示します。しかし、発熱後6時間以内ですが、A型は10%が、B型は15%が陰性と判定され、インフルエンザには罹患していないと誤った結論になりがちです。診断のためには、発熱後12時間程度経過した後ですと、簡易迅速検査キットでかなり高い精度で診断可能です。

投稿者: ねや内科クリニック

2014.01.23更新

明けましておめでとうございます。ブログの更新が遅くなりました。早いもので、年が明けて3週間が過ぎましたが、インフルエンザがそろそろ本格的に流行し始めました。インフルエンザウイルスに対する薬として、タミフルが有名です。タミフルについては、昨年暮れのブログで概要をご説明しました。タミフルの他に、同じような効果を発揮する薬剤が現在、3種類承認されています。吸入薬のリレンザイナビル、点滴薬のラピアクタです。リレンザは1日2回吸入して5日間継続しなければなりませんが、イナビルは吸入を1回すれば5日間効いていると言われています。ですから、吸入の際に誤って息をはいたり、咳をしたりして、薬を吹き飛ばしたりすることのない成人に多く処方しています。小児ややや理解力が鈍くなってきたご高齢の方ですと、吸入が上手に出来ない可能性があります。口にくわえて息をはいたり、咳などしようものなら高価な薬は台無しになってしまいかねません。その点、リレンザは一日2回、5日間ですから10回の吸入をするので、1-2回失敗しても、残り8-9回分あるので、実害が少なくて済みます。そのため小児・学童に処方することが多くなります。点滴のラピアクタは、直接血管内じ投与するためなのか、症状改善までの時間が短いとされています。点滴なので、比較的お時間が許せるご高齢の方に使うようにしています。
 これら、タミフルを含めて4種類の薬はいずれもノイラミダーゼ阻害薬に分類され、ウイルスの細胞外への脱出を妨害することで、症状を抑えます。今のところ、大きな差はなさそうです(ただし、北海道の方で、タミフルが効かないインフルエンザウイルスが検出され、話題となっていました。)

投稿者: ねや内科クリニック

2013.12.26更新

ちょっと間があいてしまいましたが、タミフルの説明をしましょう。インフルエンザウイルスは、自分単独では複製が作れません。宿主(この場合はヒト)の細胞に侵入、更に細胞の核の中に入り込み、自分のDNAを作ってもらっているのです。核の中で増えたウイルスが細胞を飛び出して、他のまだウイルスが入り込んでいない細胞に入り込んで、感染する細胞を増やしていきます。その時、喉が痛かったり、熱が出たり、咳がひどくなったりといった強い症状がでるのです。タミフルに代表されるノイラミダーゼ阻害薬というお薬は、細胞を飛び出していこうとするときに働きます。細胞の外に出て行けないようにして、新しい細胞の感染を防止しているのです。ですから、感染した細胞が咽頭・鼻腔に十分広がってしまった後から使っても、効果がないのです。原則48時間以内の服薬が大切です。ご理解いただけましたか?

投稿者: ねや内科クリニック

2013.12.09更新

インフルエンザが流行し始めました。当院を受診された方でインフルエンザと判明した方が4名いらっしゃいます。近くの紅梅小学校では、学級閉鎖のクラスも出たとかで、テレビの番組で放送されたようです。徳丸や四葉近辺では特に流行っているのでしょうか。今後、徐々に増えていくことが予想されますインフルエンザワクチンの予防接種がまだの方は、受けておくことをお勧めいたします。さて以前に、ウイルスには特効薬がないと書きましたが、ウイルス性の疾患であるインフルエンザにはタミフルという特効薬があるではないですか。なんだか矛盾してませんか?とお叱りをうけそうです。実は例外的に、ウイルスに効く薬があるのです。タミフルはその一つです。抗生物質が細菌に対して、殺菌作用(細菌を殺す)を示したり、静菌作用(細菌の細胞分裂を抑える)を示したりするのに比べて、タミフルはウイルスを殺したり、破壊したりすることは出来ないのです。では、どうやって効くのでしょうか?それは、次回にご説明いたしましょう。

投稿者: ねや内科クリニック

2013.11.27更新

風邪のシーズンです。前回、風邪はウイルスによる上気道炎で、抗生物質は効かないと書きました。では、何故抗生物質が処方されることが多いのでしょうか。年配の方や、高熱が続いていたり、扁桃腺が異常に腫れていたりしていると、ウイルス感染に細菌感染が合併していることが少なくありません。細菌感染の可能性が低いと判断されれば、抗生物質が処方されることはないでしょう。しかし、細菌感染の有無を当日に判定することは難しいのです。例外的に、溶連菌は迅速に、かつ比較的安価で判定できる検査キットが開業医の手元にもあります。しかし、それ以外の細菌の感染の有無は当日にはできません。細菌感染があれば、抗生物質が効いてくれて症状の改善が期待できるので、細菌感染が否定できず抗生物質へのアレルギーがなければ、その日のうちに処方して帰宅してもらうことが多くなるのです。

投稿者: ねや内科クリニック

2013.11.17更新

今年は夏が終わったら、あっという間に冬になってしまった感があります。秋はどこへいってしまったのでしょうか。
さて、秋から冬となり、突然の寒さで風邪をひかれる方が多く見られます。一般的に「風邪」は、上気道のウイルス感染で、咳・痰・鼻汁・咽頭痛といった症状が代表的です。「肺炎球菌」とか、「ブドウ球菌」とか、「溶連菌(溶血性連鎖球菌)」といった、細菌性の感染と、どこが違うのでしょう。細菌は生物ですが、ウイルスは生物ではありません。細菌は自分自身の複製を作ることができます。つまり、細胞分裂して1個が2個に、2個が4個に、4個が8個に・・・・・というように、倍々ゲームで自分自身を増やしていきます。ところが、ウイルスは自分自身を増やすことができません。他の生物の細胞に入り込み、その細胞の「核」に忍び込んで、入り込んだ細胞の力を借りてウイルス本体を複製してもらうのです。抗生物質は細菌の細胞分裂の過程に作用して、細菌を死滅させる効果を発揮します。しかし、ウイルスは細胞分裂をしませんから、普通の抗生物質は原則効かないのです。では、ウイルスは何が退治するのでしょうか? それは、抗体という生物の作り出す一種のたんぱく質が退治するのです。だったら、抗生物質は何のため??     それは、次回に解説しましょう。

投稿者: ねや内科クリニック

2013.11.05更新

11月に入り、朝夕めっきり寒くなりました。夏が長く、冬の訪れを感じると、秋が短い!と思いませんか?
さて、寒くなって冷えた空気を吸うと、急に咳が出始める方はいませんか?風邪だと思っていても、2-3週間続いていたりすると、それは「咳喘息」かもしれません。いわゆる気管支喘息のように、息をすると「ヒューヒュ-」と音がする訳ではありませんし、息が苦しくなる訳でもありません。痰を伴うこともなく、「ゴホッ、ゴホッ」というより、「コン、コン」という乾いた咳が特徴です。気管支の炎症があるものの、それほど狭くならないので、空気の流れが妨げられずに「ヒューヒュー」とはならないのです。長引く咳の方は、かかりつけのお医者様にお尋ねになってみては?

投稿者: ねや内科クリニック

2013.10.27更新

10月も下旬となり、ようやくいつもの秋になりました。さすがにもう台風も来ないのでは?
さて、晩秋からボチボチと流行し始めるのがインフルエンザです。病気の本体はウイルスですが、麻疹(はしか)や風疹と違って、1回かかったからといって、2度とかからないという病気ではありません。麻疹や風疹は「終生免疫」といって、ウイルスに対する「抗体」がほぼ一生有効に働きます。ところが、インフルエンザは毎年毎年、ちょっとずつ顔つきを変えるのです。難しく言うと「抗原性」が変化します。そのために、毎年のようにインフルエンザにかかってしまう可能性があります。あらかじめ流行りそうなインフルエンザのウイルスの顔つきを想定してワクチンを製造し、それを注射して抗体を作っておいて、体にはいってきたらすぐに排除できるようにするのです。これが予防接種です。予想した顔つきでなかったり、ウイルス量が多かったりすると、ワクチンを接種していても、インフルエンザにかかってしまうこともあります。あくまでも予防の一手段です。手洗い、うがいが大事ですよ。お気をつけて・・・・。

投稿者: ねや内科クリニック

2013.10.18更新

今年は台風の当たり年ですね。先日の台風26号は伊豆大島に多大な被害をもたらしたのは記憶に新しいところです。「中心付近は955hPa(ヘクトパスカル)」・・・のような表現で気圧を表します。ちなみに1気圧は1013hPaです。気圧が下がると、体調が悪くなる人が結構いるようですが、何故でしょう。
 諸説あるようです。周りの大気圧が低いため、血管内の圧力が相対的に高くなり、血管が普通以上に広がります。すると血液がいろんなところで、通常よりも多く流れるようになりますが、これが体調不良の原因になるようです。微妙な変化ですが、ヒトの体は感知してしまうんですね。

投稿者: ねや内科クリニック

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